NPOブックスタート Bookstart Japan

自治体の方へ

「シェアブックス」を写真で伝える~はじめの一歩~

シェアブックスの魅力をもっと多くの人と共有したい!

そんな思いから、私たちNPOブックスタートは、この春はじめて『いっしょにえほん写真コンテスト2022』を開催しました。期間中はたくさんのご応募をいただき、先日受賞作品が決定しました。詳しくはこちら

今回お話しするのは、写真コンテストから遡って2年半前、2019年秋のこと。
当時から私たちは、ブックスタート事業を実施していない地域の皆さんにも、赤ちゃんとまわりの人が一緒に絵本をひらいて心を通わせる「シェアブックス」の楽しさを、もっと伝えていける方法がないものかと模索していました。

そのはじめの一歩として取り組んだのが、シェアブックスの魅力をひと目で伝えることができる「写真」を、当NPOの媒体でもっと発信していこうということ。それまでは、ブックスタート事業実施時の写真で広報することが中心で、ご家庭でのシェアブックスの写真を発信する機会が、あまりなかったのです。

そこで0歳の赤ちゃんがいる3家族にご協力いただき、絵本を楽しむ様子を、プロに撮影していただくことにしました。

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撮影してくださったのは、MIKA POSAさん。パリと東京を拠点に、子どもの何気ない日常を捉えた写真に、ファンの多いフォトグラファーです。当日は、初めましてのご挨拶の瞬間から、とても自然であたたかい雰囲気を作ってくださいました。

最初は少し緊張気味だった子どもたちもすぐにリラックス。お家にいるときのように、のびのびと自由に絵本を楽しむ姿を写真に収めることができました。

このときの写真は、当NPOウェブサイトで使用しています。

「いっしょにえほんプロジェクト」ページ掲載

「目指すもの」ページ掲載

「シェアブックスとは」ページ掲載

こちらはウェブサイトには掲載していませんが、番外編です!
置いてあった絵本のカゴに気づき、ニコニコずり這いで近づいたKくん。
この後、カゴから絵本を何冊も取り出し、ひと通り出し終わると、とっても満足そうな表情を見せてくれました。

撮影後にコロナ禍となり、今ではこうした企画はなかなか立てづらくなってしまいました。現場の何ともしあわせな空気感を思い出すと、マスクを外して、その場にいる皆で笑い合える日常が、一日も早く戻りますようにと、改めて思います。

本企画で撮影した中には、まだご紹介できていない写真も。そちらは今後も折に触れて、Instagramをはじめ当NPOの広報媒体でお届けしていきます。どうぞお楽しみに。

※当NPOのInstagramは、「子どもと一緒に絵本をひらく楽しいひととき」を写真でお伝えするアカウントです。是非ご覧ください。