2021年3月7日(日)「子ども・社会を考える」シリーズ 第7回、中川ひろたかさんによるオンライン講演会を開催しました。
当初は昨年3月に、皆さんにご来場いただいての開催を予定していましたが、新型コロナウイルスによる影響で、やむなく延期に。協議の結果、今回はオンラインで開催することとなり、中川さんもご快諾くださいました。
当法人にとって、初めてのオンライン講演会。配信当日は、全国各地から200名以上の方がリアルタイムでご視聴くださいました。オンラインならではです!
―――ひとはどうやって人間になっていくんだろう。
それを知るには人間の原点でもある「子ども」に出会わなければ、と考え、大学を中退し、保育の道に飛び込んだ中川さん。お話は、ご自身の子どもの頃のことや、保育園での日々のこと、絵本やうたの制作秘話にも及びました。
絵本の読みきかせが始まりました。
「あっ! なにかな?」
「ふね~」
「ぼーぼー、って走るんだね~」
歌もなんと3曲!メロディを一緒に口ずさまれた方も多くいらしたのではないでしょうか。
——-
ご視聴くださった方からは、素敵なご感想が。
◇ 子どもたちと絵本に親しんでいた頃のことも懐かしく思い出しました。ボランティアのブックスタート読みきかせは今年度はできなかったので久しく赤ちゃんに接していませんが、今日の講演でまた前向きになることができました。
◇ このコロナ禍に聞く『にじ』の一節、「きっと明日はいい天気」や、もう駄目かもしれないと希望が持てない気持ちに届く『はじめの一歩』の一節、「今日から何もかもが新しい」。とても力をもらい、初心に返る想いで聞いていました。
講演の様子は、講演録として刊行します。どうぞお楽しみに。
これまでの「子ども・社会を考える」シリーズ講演録はこちら