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<コロナに負けない! その6>距離を保って読みきかせ~埼玉県三芳町

  埼玉県三芳町では、3月以降休止していた4か月児健診とブックスタートを、7月に再開しました。   再開にあたり、事務局である図書館の皆さんが意識したことは、保護者にも、ボランティアさんにも、安心してブックスタートに参加してもらえるようにすること。 それに向けてのシミュレーションが、繰り返し行われました。   消毒や部屋の換気、マスクの着用などは徹底することにしましたが、課題になったのは、赤ちゃんへの読みきかせの「距離」です。 まだ視力が十分でな

<コロナに負けない! その5>市民とアイデアを出し合い、今できることを~千葉県柏市

  2002年より、子育て支援事業の一環として、1歳6か月児健診でブックスタートを実施している千葉県柏市。   ◇柏市の活動について詳しくはこちら はぐはぐ柏 ブックスタート紹介ページ    柏市ブックスタートの特徴は、行政3課(地域保健課・子育て支援課・図書館)と 市民ボランティア「柏ふれあいブックスタートの会」が一体となって事業を運営していること。 ボランティアと職員による「運営委員会」を定期的に開催し、それぞれの立場からアイデアを出し合って

<コロナに負けない! その4>保健師さんからのメール~鳥取県鳥取市

  緊急事態宣言の解除に伴い、ブックスタートを再開する地域も増えてきています。   先日、鳥取県鳥取市の保健師さんから、近況についてメールをいただきました。 鳥取市では、6か月児健診の際に、市民ボランティア、保健師、図書館司書の三者が協働しながらブックスタートを行っています。   1か月間休止した健診とブックスタートは、5月18日に再開。対象者の来所時間を事前に指定し、人数を分散するなど、健診実施にあたってはさまざまな対策を立てられたそうです。ブ

<コロナに負けない! その3>紙芝居動画で「ようこそ ブックスタート」 ~福岡県宗像市

  福岡県宗像市では、4か月児健診でブックスタートを行っています。 いつもは、図書館司書とボランティアの皆さんで親子を出迎えていますが、新型コロナウイルスの影響により、現在は司書さんのみが会場に出向き、ブックスタート・パックをお渡ししています。   残念ながら読みきかせはできないけれど、赤ちゃんとの絵本の時間について、できる限り丁寧に紹介したい! そう考えた司書の皆さんが、知恵を出し合う中、オリジナルの紙芝居が出来上がりました。   タイトルは「

<コロナに負けない! その2>わらべうた動画で親子のふれあいを応援 ~埼玉県和光市

  埼玉県和光市では、4か月児健診を受診する赤ちゃんを対象に、図書館でブックスタートを実施しています。 いつもは絵本をプレゼントする際、読みきかせとあわせて、わらべうたも紹介し、 親子のふれあいを応援していますが、今は新型コロナウイルスの影響で、それが難しくなっています。   そこで、図書館ではブックスタートの紹介動画を新たに作成。(対象者への限定公開) 読みきかせや図書館の乳幼児サービス等についての説明のほか、親子のふれあいに役立ててもらおうと、 おむつ

<コロナに負けない!>ブックスタート 各地の対応 ~東京都八丈町

新型コロナウイルスの感染拡大は、収束に向かいつつある現在も、各地のブックスタート事業に影響を及ぼしています。 こうした状況にあっても、赤ちゃんのために、なんとかブックスタートを継続できないかと、各自治体では様々な行動をおこしています。   伊豆諸島、八丈島にある自然豊かなまち、東京都八丈町もそのひとつ。 八丈町では2か月に一度の3~4か月児健診でブックスタートを行っています。 ところが、今年は4月の健診は実施されたものの、ブックスタートでの読みきかせはお休みに。 そ

連載「障がいのある方への対応を考えるために」(5) 目が見えない、見えにくい赤ちゃんと絵本 その2

  目が見えない、見えにくい赤ちゃんも、絵本を読んでもらうことが大好きだとわかった私たちは、筑波大学附属視覚特別支援学校幼稚部の高見節子先生に、絵本の楽しみ方や絵本選びについて教えていただきました。     見えない、見えにくい赤ちゃんとの絵本の楽しみ方   先生は、 「ゆったりとした気持ちで語りかけるだけでも十分楽しめますが、言葉のリズムに合わせて、赤ちゃんをひざの上で揺らしてあげるなど、身体を動かしながら読むと、より楽しさが広がりま

連載「障がいのある方への対応を考えるために」(5) 目が見えない、見えにくい赤ちゃんと絵本 その1

「目が見えない、見えにくい赤ちゃんにとって、絵本のひとときはどんな時間なのだろう?保護者は、絵本についてどのように考えるのだろう?」   それらについて知るために、私たちは、筑波大学附属視覚特別支援学校幼稚部の育児学級(0~2歳の子どもたちと保護者が参加)をお訪ねしました。 そこでは、1歳過ぎ位の見えにくいお子さんを、お母さんがひざの上に座らせて、『もこ もこもこ』を読んでいらっしゃいました。     『もこ もこもこ』(作/谷川俊太郎 絵/元永

連載「障がいのある方への対応を考えるために」(4)障がいのある赤ちゃんや保護者について

障がいのある赤ちゃんや保護者について、   「どのように絵本の時間を楽しんでいるのか?」 「ブックスタートが負担になることはないのか?」 「どんな配慮をするべきなのか?」   ほとんど想像がつかないでいた私たちは、心理相談員として乳児健診で障がいのある赤ちゃんや保護者に接してこられた撹上久子さんに、それらのことについてお尋ねしました。 すると撹上さんは、次のようにお話しされました。   「赤ちゃん自身が持っている環境は、その子にとって当たり前の環

連載「障がいのある方への対応を考えるために」 (3)障がいってどういうことだろう?

ブックスタートで障がいのある方への対応を考えるためには、まず、障がいのある赤ちゃんや保護者の状況についてきちんと知る必要があるのではないか――。   そう考えた私たちは、約8年前、臨床発達心理士で、JBBY世界のバリアフリー児童図書展実行委員長をされている、撹上久子さんにお話を伺いました。   障がいを「持つ」ではなく、障がいの「ある」   「障がいを持つ赤ちゃんや保護者について、お話を伺えませんか?」 初めてお会いした時、私たちはそう撹上さんに

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