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<コロナに負けない その11>赤ちゃんの反応を引き出す「コツ」紹介 ~埼玉県三芳町

 
埼玉県三芳町立図書館 館長の代田知子さんより、コロナ禍のブックスタートについておたよりをいただきました。
 
離れた場所から読みきかせをする際の、「コツ」も見えてきたそうです!
ご承諾を得て、紹介いたします。
 
※三芳町の事例は スタッフブログブックスタート・ニュースレターNo.71 でも紹介しています。
 
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ブックスタートを乳児健診の一環として位置付けている三芳町では、乳幼児健診が中止にならない限りブックスタート(4か月児健診時)・ブックスタートプラス(2歳児歯科健診時)を実施しています。
 
さて3月のある日は、23組に実施。
三芳町のブックスタートは、読み手からの飛沫を防ぐために、180㎝の長机両端に設置した椅子にスタッフと赤ちゃん・保護者が対面して座り、読みきかせを行っています。
 
従来は、視力の弱い赤ちゃんによく見えるように絵本を赤ちゃんの顔に近づけて読んでいたので、「こんなに離れてしまって、絵本を見てくれるかしら」と心配したのですが、やってみると、ほとんどの赤ちゃんがちゃんと反応し、かなりの確率で笑ってくれるのです。
マスクをしたスタッフが、精いっぱいの笑顔で語り掛けるように読む声の温かさ、ことばの響きを、赤ちゃんは、ページをめくるたびに変化していく絵と一緒に受け止めて楽しんでいるようです。
 
経験を重ねるうちに、離れた場所にいる赤ちゃんを引き付けるコツも分かってきました。
 
例えば、読み始める前に離れた定位置から「この絵本を読みますよ」と表紙を見せますが、その時、絵本を見てくれない赤ちゃんがいたら、その赤ちゃんの顔に絵本をぐーんと近づける。
赤ちゃんの目が絵本をとらえたら、ゆっくり絵本を読み手の手元まで戻し、「さあ、読みますよー」と、読み始める。
 
この方法をとると、ほとんどの赤ちゃんが、離れた場所にある絵本をずっと目で追ってくれるのです。
 
こんな風に、赤ちゃんと絵本を楽しむ方法を模索しながら、職員もボランティアも、そして保護者も赤ちゃんも、コロナ禍のブックスタートを楽しんでいます。
 
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制約ある中で得られた経験は、アフターコロナにもつながりるものがありそうです!

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