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連載「障がいのある方への対応を考えるために」(4)障がいのある赤ちゃんや保護者について

障がいのある赤ちゃんや保護者について、   「どのように絵本の時間を楽しんでいるのか?」 「ブックスタートが負担になることはないのか?」 「どんな配慮をするべきなのか?」   ほとんど想像がつかないでいた私たちは、心理相談員として乳児健診で障がいのある赤ちゃんや保護者に接してこられた撹上久子さんに、それらのことについてお尋ねしました。 すると撹上さんは、次のようにお話しされました。   「赤ちゃん自身が持っている環境は、その子にとって当たり前の環

連載「障がいのある方への対応を考えるために」 (3)障がいってどういうことだろう?

ブックスタートで障がいのある方への対応を考えるためには、まず、障がいのある赤ちゃんや保護者の状況についてきちんと知る必要があるのではないか――。   そう考えた私たちは、約8年前、臨床発達心理士で、JBBY世界のバリアフリー児童図書展実行委員長をされている、撹上久子さんにお話を伺いました。   障がいを「持つ」ではなく、障がいの「ある」   「障がいを持つ赤ちゃんや保護者について、お話を伺えませんか?」 初めてお会いした時、私たちはそう撹上さんに

連載「障がいのある方への対応を考えるために」 (2)「てんやく絵本」との出合い

ブックスタートに視覚に障がいのある方がいらした場合、どんな対応をすればよいのか? 私たちは、数年前まで、その具体的な方法がわからずにいました。   そうした時にお話をお聞きしたのが、「てんやく絵本 ふれあい文庫」代表の岩田美津子さん。2012年のことです。     ふれあい文庫 代表 岩田美津子さん     岩田さんは生まれつきの全盲のため、耳でおはなしを聞くことはあっても、絵本の本来の楽しみ方は知らずに育ってこられたそうです

[VOICE] 広島県府中市 主任児童委員 神田敏治さん

取材や見学で全国各地を訪問し、お会いした方々からお聞きしたお話の中から、心に残った[VOICE]を紹介します。   ■広島県府中市 主任児童委員 神田敏治さん   『言葉はないけれど、赤ちゃんとの間に「対話」が生まれた瞬間』   ―府中市では、主任児童委員さんが、4か月の赤ちゃんに絵本を読んでプレゼントしています。最初にそのことを知った時、どう感じましたか?   神田さん  率直な感想として、4か月の赤ちゃんに絵本を読みきかせても、赤ち

ブックスタート研修会2019 開催報告(6) 事例紹介4 広島県府中市

毎年、「とても有意義な研修でした」「ぜひ次回も参加したいです」といった感想をいただく研修会。その様子を多くの方にお伝えしたい!という思いで始まった、研修会の開催報告は、書き進めていくうちに、6回の連載になっていました。 最終回となる今回の報告は、6月25日広島会場での、広島県府中市の事例紹介です。   ********   府中市からは、子育て支援センター長の正畑光代さんが登壇。 関係機関との連携を密にするための会議の様子や、健診未受診者に対し、訪問支援事

ブックスタート研修会2019 開催報告(5) 事例紹介3 広島県尾道市

事例紹介は、事業に深く関わる方が、その地域のやり方や大切にしている思いを、生の声で伝えるプログラムです。 3回目にご紹介するのは、6月25日開催の広島会場から、広島県尾道市の発表です。   ********   発表者は、社会福祉協議会※(以下、社協)の槙麻美さん。 社協が事務局であるメリットを活かして、様々な立場の人が関りやすい体制を整えていること。さらに、子どもの成長をあたたかく見守る地域づくりの基盤として、ブックスタートが機能している様子もお話しくだ

ブックスタート研修会2019 開催報告(4) 事例紹介2 宮崎県小林市

各地のブックスタートのやり方を発表する、事例紹介プログラム。 報告の2回目は、6月4日鹿児島会場より、宮崎県小林市の取り組みについてお伝えします。   *********   小林市からは、市立図書館の窪谷江利子さんと、ブックスタート・ボランティアの坂下実千代さんが登壇。 読書推進の枠組みを超え、市全体で子育てをしていこうという思いを具現化する事業として、ブックスタートに取り組んでいる様子をお話しくださいました。     ↑ 会場からの

ブックスタート研修会2019 開催報告(3) 事例紹介1 鹿児島県霧島市

絵本をひらく楽しい「体験」と「絵本」をセットでプレゼントするブックスタート事業。全国各地で取り組まれていますが、どこの課が事務局になるのか、どんな立場の人が関わるのかなど、そのやり方は様々です。   そのため研修会では、いくつかの自治体から、実施の様子を紹介してもらうプログラムを導入。参加者が、自分の地域でも取り入れられそうな事例を知ったり、課題解決への糸口を見つけたりする機会となっています。   今年は鹿児島会場と広島会場で、各2自治体のブックスタート関

[VOICE] 広島県府中市 子育て支援センター センター長 正畑光代さん

取材や見学で全国各地を訪問し、お会いした方々からお聞きしたお話の中から、心に残った[VOICE]を紹介します。   ■広島県 府中市子育て支援センター センター長 正畑光代さん   『絵本に救われた避難所での生活』     ―2018年7月の西日本豪雨では、府中市でも大きな被害が出て、子育て支援センターに併設された保育所が避難所になったそうですね。   正畑さん  多くの市民の方が避難されてきて、小さいお子さんを連れたご家族も

連載「障がいのある方への対応を考えるために」(1)読書バリアフリー その2

前回ご紹介したシンポジウム「語り合おう!読書バリアフリーのこれから」の会場では、様々なバリアフリー図書が展示され、実際に手に取ることができました。   点字つきさわる絵本、布の絵本、拡大写本、LLブック、マルチメディアDAISY、録音図書などです。         このコーナーに、ブックスタートで取り組んでいるバリアフリーとして、資料を展示させていただきました。     点字/拡大文字版 趣旨説明資料 &n

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