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外国語を母語とする親子のために②

外国語を母語とする親子のために、NPOブックスタートが行っている取り組みをご紹介する連載の第2回。(第1回はこちら
今回ご紹介するのは、8言語に対応した「多言語版 絵本紹介シート」です!
 
 

 
 
多くの自治体では、外国語を母語とする親子にも、ブックスタートで日本語の絵本が手渡されています。その理由は、外国語の絵本を入手する手段が限られていたり、高額であったり。または、赤ちゃん絵本であれば、日本語でも絵で内容が想像しやすいことも背景にあるでしょう。
 
外国語を母語とする保護者が、日本語の絵本を受け取った時、擬音語・擬態語の意味や、あまり馴染みのない絵(例えばダルマ)が日本文化に基づくものであることなどがわかると、より絵本を楽しめるのではないでしょうか。
 
そこでこのシートの上半分では、NPOブックスタートから自治体へ提供している「ブックスタート赤ちゃん絵本」(30タイトル)の概要を8言語でご紹介しています。(英語/中国語/韓国語/ポルトガル語/タガログ語/スペイン語/タイ語/ベトナム語)
 
 

 
 
また、シートの下半分では、保護者が日本語で読む時のサポートとなるよう、ローマ字で読み方を併記しました。
 
併せて「母語でも楽しんでみてください」というメッセージも添えています。日常生活において、慣れない日本語を使うことに負担を感じている外国の方もいらっしゃるかもしれません。ですから、必ずしも日本語で読む必要はなく、ご自身の母語で自由に読んでも楽しめることを伝えるのは、とても大切なことだと考えました。
 
母語の違いに関わらず、すべての親子の元に、絵本を介した楽しいふれあいのひとときが届けられることを願って作成したこのシート。制作に際しては、30タイトルの提供出版社・著作権者からも趣旨にご賛同いただき、許諾を得ています。当法人を通じて事業を実施している自治体にご提供していますので、詳しくはお気軽にお問い合わせください。
 
※「外国語を母語とする親子のために」最終回は、10月上旬にアップします。

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