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「てんやく絵本」ができるまで

6月26日、大阪市にある 「てんやく絵本 ふれあい文庫」 さんに伺いました。
 
ふれあい文庫さんは、視覚に障がいのある方のために 「てんやく絵本」 を製作し、無料貸し出しを行っている特定非営利活動法人です。ブックスタートでご希望に応じて交換する 、てんやく絵本の製作にもご協力いただいています。
 
 
◇てんやく絵本
 

 

 
 
ふれあい文庫さんにはこれまでにも何度かお伺いしていますが、今回の訪問では、てんやく絵本ができるまでの工程を詳しく教えていただき、製作の様子も見せていただきました。
 
てんやく絵本は、絵の形がわかるよう透明のシートを貼り、本文のほか、絵の説明を点字で入れて完成します。
そのため、まずてんやくする前に、絵本を繰り返し読んで理解を深めます。そして、どのようにシートを貼ったら見えない人にとってわかりやすいか、限られたスペースの中にどう説明を入れていくかなど、細かく検討した上で、製作に入るのだそうです。
 
 
◇絵の形に合わせて丁寧にトレース
 

 
*文庫の蔵書にする月刊絵本の作業中
 
 
◇透明のシートに絵の形を書き写し、カットして絵本に貼付
 

 
 
こうした繊細で根気のいる作業を担っているのは、全国各地にいるボランティアの皆さん。完成したものは、大阪の事務所のスタッフが点検をし、必要があれば手直しをすることもあるそうです。
 
一冊のてんやく絵本が完成するまでの様々な工夫や配慮、ご苦労をうかがい、ブックスタート用のてんやく絵本の製作にご協力いただいていることに、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 
 
◇ふれあい文庫代表の岩田さん(中央)とボランティアさん
 

 
 
お話はとても興味深く、時間が経つのがあっという間でした。
貴重なお話を聞かせてくださり、本当にありがとうございました。(O)

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