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視覚に障がいのあるご両親とその赤ちゃんに『てんやく絵本』をお渡ししました

 
NPOブックスタートでは、親子に手渡す絵本の候補となる「ブックスタート赤ちゃん絵本」について、自治体からのご依頼に応じて「てんやく絵本」へ交換する取り組みを行っています。
 
「てんやく絵本」とは、市販の絵本に、本文の点字だけでなく、絵の形が手で触ってわかるように、絵の輪郭に合わせて透明なシートを貼り付けたり、必要最小限で絵本の補足説明を点字で添えたりしたもので、見えない人と見える人が、一緒に楽しむことのできる絵本です。
 

 
※写真は 『ととけっこう よがあけた』 (こぐま社  案/こばやしえみこ 絵/ましませつこ) のてんやく絵本
 
交換用の「てんやく絵本」の製作は、特定非営利活動法人てんやく絵本ふれあい文庫 さんに、ご協力いただいています。
(参考)2013年5月に文庫を見学した際のブログ
 
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今年6月、千葉県の自治体から初めての交換依頼があり、てんやく絵本をお届けしました。そして先日、親子に実際にお渡ししたときのご様子を、自治体の方からうかがうことができました。
 
受け取られたのは、視覚に障がいのあるご両親と、晴眼の赤ちゃんがいらっしゃるご家族です。ご家族は、点字のついた絵本などは既に何冊かお持ちでしたが、ブックスタートでお渡しした絵本は初めて手にされたそうで、大変喜んでいらしたとのことでした。
 
後日、お子さんと てんやく絵本を読んだ感想を、
「汽車・テーブル・いすなど、絵に説明がついていてわかりやすく、おもしろかった。」
「こどもが絵本をペタペタたたいていて、(受け取った)絵本が好きみたい。」 とおっしゃっていたそうです。
 
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最近では、市販の点字つき絵本・さわる絵本も増えてきています。
(参考)点字つき絵本の出版と普及を考える会ウェブサイト
 
視覚に障がいのある、お父さん・お母さん・赤ちゃんが、絵本でふれあうひとときを、もっと身近に感じられるような取り組みが、広がっていくと良いですね。
(KM)

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