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宮城県教育委員会主催 「ブックスタート講座」

5月27日、宮城県教育委員会主催で開催された
「ブックスタート講座」に、講師として伺いました。
 
当日は、県内各地から、
図書館や子育て支援センター、健康課、社会福祉協議会等の職員の皆さん、
読みきかせボランティアさん等、様々な立場の方々が参加。
NPOブックスタートからは、活動のあゆみや基本情報を紹介しました。
 
 

 
 
また、宮城県川崎町と石巻市より事例報告がありました。
 
【宮城県川崎町】
子育て支援センター 石井敬子さん

 
活動開始から今年で10年目を迎える川崎町。
町では、楽しく安心して子育てができる環境づくりを目的に、
子育て支援センターが中心となってブックスタートを実施しています。
 
ブックスタートを実施するのは、7~8か月児離乳食教室。
絵本を手渡す際には、この絵本が、赤ちゃんの幸せを願う、
町の皆さんの思いがこもった一冊であることを伝えています。
 
また町では、子ども達が、身近なところで絵本に出会える環境を整えようと、
保育園・幼稚園でも、地域の親子に絵本を貸し出しています。
ブックスタートをきっかけに、子育て支援センターを利用したり、
近くの保育園等で、お気に入りの絵本を借りていく親子も増えているとのことです。
 
石井さんは、話の結びに次の言葉を述べられました。
「子が宝なら その親もまた宝 親子の幸福はみんなの幸福」
ここ数年、出生数は減少傾向にありますが、
その分、一組一組の親子との関わりを大切に考えているそうです。
 
 
【宮城県石巻市】
教育委員会生涯学習課 若生孝之さん
ボランティア 奥津良江さん

 
市教育委員会が事務局となり、2010年度にブックスタートを開始した石巻市。
ボランティアの皆さんと協力しながら、3~4か月児健診で活動を行っています。
 
東日本大震災の影響で、一時は健診もブックスタートも休止せざるを得ませんでしたが、
活動開始から5年間、厳しい状況の中でも、
市に生まれたすべての赤ちゃん達に、絵本を届け続けてきました。
 
ボランティアの奥津さんは、ご自身の日記を紐解きながら、
活動の立ち上げ当初や、震災後、ブックスタートが再開した時のこと等、
その時々に感じていたことを、率直にお話くださいました。
5年間の軌跡が詰まった奥津さんの言葉に、
会場の皆さんは、真剣な表情で耳を傾けていました。
 
教育委員会の若生さんは、
先日会場で、保護者に次のように話しかけられたそうです。
「今日、絵本を楽しむ我が子を見て、気づいたことがたくさんありました。
この子のいろいろな表情に出会うためにも、これから絵本を楽しみたいと思います。
ボランティアさんに、ありがとうとお伝えください。」
 
石巻市ではこれからも、皆さんで力を合わせながら、
赤ちゃんや保護者の幸せのために、ブックスタートを続けていくそうです。
 
 

 
 
約3時間。内容のぎっしり詰まった講座でした。
県内でブックスタートをされている地域の皆さんにも、
たくさんお会いすることができ、とても嬉しかったです。
 
宮城県教育委員会をはじめ、お世話になった皆さま、本当にありがとうございました!(M)

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