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目の見えない人と見える人が 一緒に楽しめる絵本を製作 『てんやく絵本 ふれあい文庫』

ブックスタートの対象者の中には、障がいのある方もいます。
そのためNPOブックスタートでは、障がいのある方への対応を考えていくために、
様々な分野の方にお話を伺っています。

その取り組みのひとつとして、5月9日(木)
大阪にある 『特定非営利活動法人てんやく絵本 ふれあい文庫』 さんに、職員2名が伺いました。

 

ふれあい文庫の皆さん

 

ふれあい文庫さんは、視覚に障がいがある方のために「てんやく絵本」を製作し
無料貸し出しを行っているNPO法人で、目の見えない人が見える人とともに楽しめる絵本の
製作と普及に取り組んでいらっしゃいます。

「てんやく絵本」とは・・・
一般に市販されている絵本の文章を塩化ビニール製の透明なシートに点訳し、
原本の活字部分に貼付。また、同じシートで絵を形づくって貼りこんだり、
説明文を書き添えたりしてあります。(ふれあい文庫ウェブサイトより)

 

絵にもシートが貼られ、形がわかるようになっています

 

活動に関わるのは、ご自身が視覚に障がいがあり、
お子さんと一緒に絵本を楽しみたいという思いから「てんやく絵本」の製作を始めた
代表の岩田美津子さん、事務局スタッフ、ボランティア(約130名)の方々です。

文庫には現在約1万冊の蔵書があり、年間6000~7000冊の貸し出しを行っているそうです。
訪問当日は、全国の点訳ボランティアから送られてくる「てんやく絵本」の仕上がりの確認や手直し、
利用者の年齢や季節に合わせた貸し出し絵本の選定・発送など、
とても丁寧な作業が行われていました。

一冊一冊心をこめて作られる「てんやく絵本」ですが、
視覚に障がいがある方の中には、こうしたサービスを知らない方がまだまだ多いのだそうです。
より多くの方に、等しく情報が届けば良いなと思いました。

ふれあい文庫のみなさん、お時間をいただきありがとうございました。(O)

*最新号のブックスタート・ニュースレターで「障がいのある方への対応」を特集しています

 

 

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