ブックスタートの願い

1992年に英国で発祥~read booksではなくshare books~

ブックスタートは、1992年、“Share books with your baby!”のキャッチフレーズとともに、英国で始まりました。 絵本を読む(read books)のではなく、赤ちゃんと絵本を開く楽しいひとときを分かち合う(share books)・・・。 そのきっかけを、すべての赤ちゃんのもとへ届けようと始まったこの活動は、第二か国目として日本が開始して以来、世界各地に広がっています。 アジアでは韓国やタイで、欧州ではドイツやベルギーで、また南米コロンビアでも実施され、ブックスタートの理念は国境を越えて、赤ちゃんの幸せを願う人々に共有されています。

家族画像

Image © Bookstart UK

2001年4月 日本でブックスタート開始

日本では、2000年の「こども読書年」を機にブックスタートが紹介されました。同年11月、東京都杉並区での約200家庭を対象とした試験実施※1を経て、2001年4月に12市町村で本格的な活動が始まり、その後全国各地に広がっています※2。

ブックスタートは、市区町村自治体の事業として主に自治体の財源で実施され、図書館・保健センター・子育て支援課・住民ボランティアなどが連携して行います。分野や立場の異なる人たちが、赤ちゃんの幸せを願う気持ちを共有し、 専門性を活かしてアイデアを出し合うことで、ブックスタートには、様々な可能性が生まれています。

試験実施の様子

試験実施の様子(2000年)

※1 子ども読書年推進会議(子どもの読書に関わる約280の団体・企業・個人が参加)が杉並区の協力を得て実施。

※2 最新の実施自治体状況はこちら

ブックスタートから広がる可能性

ブックスタートでは、一組一組の親子とゆっくり話をすることができます。そうした機会に、絵本に関することだけでなく、子育てに関する様々な施設での催しなどを紹介することで、保護者が地域とつながりを持つきっかけも届けています。

また、住民がボランティアとして関わることで、子育てを応援している人が地域にたくさんいることを保護者に伝えています。和やかな雰囲気の会場では、保護者どうしの交流も、自然と生まれています。

ブックスタートは、“親子のふれあい”を深める取り組みとして、さらには“子育て支援”や“本と親しむ環境づくり”“行政と住民が協働して行うまちづくり”の具体例としても期待されています。

親子のふれあい

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